■ イノシトール Inositol
[ 働き
]
イノシトールは、ビタミンとしては正式に認められていませんが、ビタミンに近い働きをしています。例えば、肝臓に脂肪がたまる のを防いだり、脂肪とコレステロールの代謝に作用したり、脳細 胞に栄養を与えるなど、大切な役割を果たしています。そのた め、イノシトールによってコレストール値を下げたり、糖尿病で損傷を受けた人の神経に刺激を送ることもできます。
[ 多く含む食品 ]
レバー、ビール酵母、レシチン、濃い緑色野菜(ホウレンソウ、カブの葉、カラシの葉、インゲンなど)に多く含まれています。
[ 欠乏症
]
イノシトールが足りないために、一部脱毛症になったり、便秘、皮膚の炎症を引き起こしたりすることがあります。また、コレステロール値が高くなったりします。
[ サプリメント
]
大抵は、1日250〜500mgと少量で良いので、食物から十分に取る事が出来ますが、糖尿病の人は通常の倍ほどを必要とします。また、カフェインはイノシトールを多く消費するので、もしコーヒーを多く飲むのならば、サプリメントで補った方が良いでしょう。
[ 注意
]
イノシトールを過剰に摂取すると、イノシトールに含まれるフィッチ酸が亜鉛、カルシウム、鉄の吸収卵を悪くすることがあります。また、イノシトールは、ビタミンBと一緒に取ると良いでしょう。
■特 徴
イノシトールは、1850年、ドイツのSchererが、牛の心筋抽出液より初めて単離した1)糖アルコールの一種であり、イノシットと呼ばれることもあります。
一般に、細胞成長促進に不可欠なビタミンB群の一種として知られており、脂肪肝・肝硬変等の予防・治療薬として、また総合ビタミンドリンク・乳児の必須ビタミン剤等に幅広く使用されています。
品質管理に万全を期しており、国内はもとより広く世界に市場を持ち、医薬・化粧品・食品業界から高く評価されています。
■成 分
イノシトールは、米糠中にフィチン酸のカルシウム、マグネシウム混合塩(フィチン)の形で多量
に存在します。抽出したフィチンをさらに分解、精製することによって単離が可能で、一般 的にはこの方法で製造されます。
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