2009/03/27
そろそろビート君のお話をしましょう。
猫好きな人には申し訳ないのですが、私は猫が嫌いでした。
昨年7月、知人の庭に”のら猫”が目に怪我をして、ぐったりしていたそうです。すぐにお医者様に見てもらい、手術をし元気になりましたが、そのお宅には犬が2匹いるため、犬がストレスになってしまいました。飼い主をずっと探していたところ、昨年末に私のところに話がきました。
とりあえずお見合いをして・・ということになり、(そういう気持ちになったこと自体がまずありえない事態)当猫と会ってみました。
はっきり言ってかわいいともなんとも感じません。ああ、目が痛かったんだねえ。生きている動物がこうして生きていくのが大変になっているのも人間社会のせいもあるよねぇ。とにかく生きている動物に対面し”生”を肌で感じたのでした。
さて、その日から仕事も冬休みなので、お試し預かりをし恐る恐る我家に連れてきました。(やることは早い)ビート君はその日はおとなしく、部屋を眺め回し、私の方でもご飯やトイレのこと、部屋の温度などに気を回していました。
”あっ、食べた食べた!!” ”すごい!トイレでちゃんとした!すごすぎる!””ちょっと伺ってるんだね。早く慣れるといいね”(なになに何を考えているんだこの私)
2007年1月1日 お正月。昨日から両親が泊まりに来ていたのでいちおう年越しそばや煮物、おでん、もちろんおせち料理を少々用意させてもらい、ちょっとバタバタしていましたが午後は少し暇になり、ちょっとお昼寝・・(これも年に一度有るかないかのめずらしい事態)すると私のそばで、同じ型になって一緒に寝るではありませんか!? ( >< か、かわい~い)→(しまった、やられた)(まずいぞ)(それでいいんか)(お前じゃ無理だぞ)(命に責任持てるのか?)(馬鹿じゃないの)
一週間が過ぎ、お試しの回答の日。
やっぱり通常勤務体制になり、朝から留守で夕飯も平日は22時過ぎ、夕飯の後も雑務などをしているので、はっきり言ってめんどうを見る時間はほとんどありません。そんな家にいてビート君は幸せなんだろうか?・・”やっぱり無理だよね”と考えていると、ウンチをいつもと違う場所でしているではありませんか!・・(人が考えていることを察するのね)
”年間、何匹という猫が保健所に行く・・命に対して人間ができることってそんなもんかい” ”猫一匹でビクビクすんじゃねえ”などとすぐ強気になる私(ああ、いつも勘違いをして生きてるんだよね、私って)
知人に電話 ”あのう、自信はないんですけど、ウチでいいのかわかりませんが、お預かりします”(ホントかい)
あ~あ、言っちゃった。
てなわけで、本日で25日、ウチで生存しているビート君です。
今日のところはこの辺で・・・